会計ジロウ法人では、振替伝票や出納帳で金額を入力する際には税込の金額を使います。損益推移表、損益計算書、貸借対照表では、税込または税抜きで表示できます。

• 消費税相当分の金額は仕訳ごとに設定された税率に基づき、自動計算されます。
  
• 消費税率の初期値は「補助科目」ウインドウで補助科目ごとに設定できます。
  

  この消費税率は伝票起票時の初期値を定めています。ここを変更しても作成済みの伝票の消費税率が変更されることはありません。

  

  「勘定科目編集」ウインドウでの消費税率は、補助科目新設時の初期値を定めています。既設の補助科目の消費税率が変更されることはありません。

• 損益推移表、損益計算書、貸借対照表の各ウインドウでは、上部に［税込］と［税抜］のラジオボタンがあります。
  
• 損益推移表と損益計算書では、収益と費用の金額を税込または税抜の金額で表示できます。
  

  「税込」を選択している場合、【売上高】や【販売費および一般管理費】の金額は伝票で入力した金額の合計です。

  

  「税抜」を選択している場合、【売上高】や【販売費および一般管理費】に関して入力した金額から消費税分が減算されています。

• 税抜表示の貸借対照表では、収益に関する消費税は負債の部の「仮受消費税」に合計が表示されます。費用に関する消費税は資産の部の「仮払消費税」に合計が表示されます。
  
  決算の際は、仮受消費税と仮払消費税を相殺し、残高の貸借に応じて未払消費税または未収消費税に振り替える決算整理伝票を入力します。